共通テストの数学が長文化しても、基礎知識は大切




受験生のみなさま、
共通テストお疲れさまでした。

数学が難しかった、
特に数Ⅱ・Bの数列の問題が
長いとか設定があり得ないとか
話題になってますね。

設定さえ掴めれば、
手が出ないというほどの難問では
ありませんでしたが、
時間との闘いにもなったようです。

あまりにも長文なので
もはや国語という声も聞こえてきます。

高校受験生も教えていますが
高校入試の数学は国語的要素も
多いと感じてました。

その波が大学入試にまで
やってきたというところでしょうか?

数学らしくないと個人的には思うのですが
これも世の流れなので、仕方ないですね。

常々、大学受験生に
数学を教えていて思うのですが、
今のマーク問題は問題が多いです。

私が受験生だった昔々は
こんなに問題が多くありませんでした。

問題を解くのが
早い方ではありませんでしたが、
それでもいつも時間以内に
終わっていました。

今、受験生だったら
間違いなく点数は落ちるでしょう。

今の高校生でなくて良かったです。

▼昔の大学入試問題と比べてみると・・・

で実際、昔の問題が
どれくらい少なかったか調べてみました。

センター試験よりもさらに前の
共通一次の最終年と
センター試験一年目です。

1989年共通一次数学(本試験)
https://mathexamtest.web.fc2.com/1989/198910000/1989100000100.html

1990年センター試験数学Ⅰ
https://mathexamtest.web.fc2.com/1990/199010000/1990100000100.html

1990年センター試験数学Ⅱ
https://mathexamtest.web.fc2.com/1990/199010000/1990100000200.html

信じられないかもしれませんが
これで数学全部です。

センター試験になって
少し問題が増えたましたが
それでも最近と比べると
問題量がかなり少ないですね。

共通テストどころか
センター試験最終年頃と比べても
その差は歴然。

いつ頃から問題が増えていったのか
わかりませんが
私や偉そうにしている学校の先生は
今よりも楽な入試をくぐり抜けてきたのです。

偉そうなこと言う資格ないかもしれませんね。

▼共通テストの数学の問題量が増えても基本は大切

問題量は増えましたが、
正解を導く過程に必要な知識は
変わりません。

まずは基本的内容をしっかり抑えましょう。

そしてスピーディに問題を解くために
典型的な解法がスムーズに出てくる
スキルも身につけていきましょう。

共通テストはまだ2年目ですが
今年のような長文の問題は
今後も続くと思います。

数学的スキルを上げた上で
共通テスト形式の問題にも
対応していきましょう。

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