受験勉強にも戦略が必要。その3つの理由
受験勉強の早い時期に
(できれば夏休み中に)
赤本はやりましょう。
問題が解けなくても構いません。
どの分野が頻出なのか?
どの程度の難しさなのか?
それを最初に把握しておくことが
重要です。
基礎ができてなくて
手も足も出ない場合も
ある程度基礎ができた
早い段階で赤本はやりましょう。
赤本を受験直前にやる弊害
ほとんどの人は
何かしらの問題集で勉強していって
それがある程度身についたら
その上のレベルの問題集へ。
こんなふうに勉強しているケースが
多いようです。
少し難しい言葉で言えば
ボトムアップ式の勉強をしています。
それで、ある程度自信が付いてから
もしくは共通テストが終わってから
赤本で過去問を見ることが
多いのではないでしょうか?
ですが、それでは遅いのです。
大学によって出題傾向は違います。
こんなレベルの問題が出るなんて…
こんな分野から出題されるなんて…
入試直前に過去問を見て慌てても
遅いのです。
それを防ぐためにも
赤本は早い段階でやりましょう。
言い換えると
出題傾向を先に掴んで
戦略的に受験勉強を進めることが
重要です。
先に問題のレベル、頻出分野を
掴んでおけば
それに合わせた勉強が行なえますから。
いわゆるトップダウン式の勉強が
必要です。
数学はすべての分野に力を入れない
理系の場合、
数Ⅰ・Aから数Ⅲまで
すべて力を入れて勉強すると
かなりの時間が掛かってしまいます。
文系の人は数Ⅲはありませんが
それでもそれなりの勉強量になるでしょう。
しかし先に赤本をやって
出題傾向を掴んでおけば
手を抜ける分野がわかります。
頻出分野は力を入れて勉強して
そうでもない分野は
簡単に済ましましょう。
そのため勉強時間の節約もできます。
物理の勉強時間配分
物理でも同じようなことが言えます。
5分野しかないので
一見わかりませんが、
必ず出題される分野と
そうでもない分野があります。
感が良いあなたなら
お気付きかもしれませんね。
力学と電磁気は
必ずと言っていいほど
出題されます。
だからこの2分野から
抑えていきましょう。
波動と熱力学は大学によって
傾向が異なる場合があります。
過去問の傾向を見て
先に抑える方を決めてください。
原子は出題されたとしても
他の分野と比べると
出題頻度も難易度も落ちます。
過去問と照らし合わせて
力加減を考えましょう。
受験勉強は戦略的にしましょう。
戦略的に受験勉強をする重要性が
おわかりいただけたでしょうか?
早い段階で過去問をやり
頻出分野、問題のレベルを把握して
それに合わせた勉強をしていきましょう。
それが効率的な勉強にもなります。
受験直前に初めて過去問を見て
慌てないために戦略的に
勉強してくださいね。
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