暗記数学のためには繰り返し解く必要が・・・でも計算を楽してはダメなワケ
「数学は暗記だ!」
という考え方を
聞いたことがありますか?
精神科医の和田秀樹さんが
唱えている説です。
この考えには賛否両論あります。
私的には一部賛成の立場です。
今回は解法暗記の時、
どのように勉強していったらいいか
についてのお話です。
暗記するためには問題を繰り返し解く必要があるけど・・・
解法暗記に当たって、
次の3点に注意が必要です。
1、解法暗記には繰り返すことが必要
2、何度も繰り返すには時短のため、解き方をしゃべるだけという方法も勧めてる人もいます。
3、計算力は手を動かさないと身に付かない
それぞれ少し詳しく見ていきます。
1、解法暗記には繰り返すことが必要
もちろん暗記する時は
解答を丸暗記するのではなく
解き方を理解した上で
その解法を暗記するのがいいでしょう。
解き方を理解せず、
解答を丸暗記しただけでは
応用が効かず意味がありません。
ただし暗記するにしても
何回かは問題を繰り返し解く必要があります。
よく7回繰り返すと良いと聞きますが
毎回書いてやるのは大変です。
2、何度も繰り返すには時短のため、解き方をしゃべるだけでOK?
そこで毎回計算を書かずに
解き方を誰かに教えるように
しゃべればいいという方法を
勧めている人もいます。
確かに書いてやるよりは
かなりの時間節約になるでしょう。
しかし、この考えには
100%は賛成できません。
これでは計算力が磨かれませんから。
3、計算力は手を動かさないと身に付かない
毎回書いてやれとは言いませんが
3回に1回くらいは
きちんと計算もした方がいいでしょう。
毎回でなくていいので
手を動かすことも必要です。
同じ問題を7回繰り返すとしたら
1回目、4回目、7回目は
実際に書いて計算しながら
問題を解いて勉強していった方がいいと思います。
これなら地道な計算演習にもなり、
計算力が身につきます。
手を動かさないで問題を繰り返す弊害
確かに解き方をしゃべる方法を繰り返せば
効率良く解法が身に付きます。
しかし計算力は
手を動かすことによってしか
鍛えられません。
つまらない計算ミスで
入試本番で点を失いたくないですよね。
それが原因で不合格なんて
目も当てられません。
解法暗記するため問題を繰り返す時、
毎回でなくていいので
手を動かして計算もやってみましょう。
地道な計算演習にもなり、
計算力が身につきますよ。
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