高校数学についていけない。考えられる2つの原因とその対策方法は?
中学までは数学できたのに、
高校生になってからわからなくなった。
高校1年生の数Ⅰまでは
何とかついていけたけど
2年生になったらついていけなくなった。
もしあなたが
似たようなことを思っていたとしても
それはあなただけではありません。
そういう声はよく聞きますから。
これは高校生だけに限った話ではありません。
私達、大人でも
高校数学の思い出と言えば
似たような感想が出てきます。
▼高校数学につまづく原因
高校数学につまづく原因の一つは
できていたと思っていた
中学数学の知識の漏れです。
数学は小学校の算数からの
積み重ねの教科ですから。
ですので
出来ないと思った内容に関連する
中学数学を復習すれば
改善するかもしれません。
例えば、二次関数の平方完成が
出来ないとします。
その原因は、中学数学の
文字式の計算・因数分解の知識が
完璧でないからです。
また方ベキの定理にも
似たようなことが言えます。
方ベキの定理は接弦定理さえ覚えれば
中学で学んだ相似を使って
導くことができます。
実際、私も方ベキの定理は覚えていなくて
都度導いています。
方ベキの定理を導くのに
一分も掛からないので
ハンデにはなりません。
余談ですが
数学が本当にデキる人というのは
短時間で導ける公式は覚えずに
都度導くそうです。
私の場合は方ベキの定理くらいですが…
▼高校二年生で数学についていけなくなる原因
一方、数Bのベクトルと数列が原因で
高2で数学についていけなくなる
ケースが多いでしょう。
ベクトルと数列は
他の分野との関連性が低い分野です。
しかも独特な思考が必要ですので
馴染むまで苦労します。
しかし、学校の授業は
ドンドン進みます。
よく理解できないうちに
終わってしまうこともあるでしょう。
でも実はベクトルと数列は
ある壁を突破すれば
得点を取りやすい分野。
ですから学校の進捗とは関係なく
集中的に強化することが必要です。
そこで前回の記事
高校数学おすすめ参考書〜苦手な人から難関大志望まで
でご紹介した
「〜が面白いほどわかる本」シリーズを
使うことをオススメします。
▼まとめ
今回は高校数学についていけなくなる原因を
二例ほど挙げてみました。
①中学数学に戻って抜けている分野を完璧にする
②ベクトルと数列のような独自性の高い分野は時間を取って集中的に強化
今回はこの二例について取り上げましたが
もちろん、その原因は人それぞれで
これだけではありません。
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