高校数学で一年生が迎える最初の2つの壁。二次関数と三角比の注意点と対策は?
最初の数と式はできたけど、
2次関数になってよくわからなくなった・・・
sin,cos,tanに馴染めないうちに
正弦定理とか余弦定理とか出てきて
ついていけなくなった…
そんな声はよく聞きますので、
似たようなつまづきを
あなたが感じていたとしても
不思議ではありません。
今回はこの2つの分野についてのお話です。
①2次関数
2次関数で学ぶ内容を抜粋すると
次の3つになります。
・2次関数のグラフ
・2次関数の最大・最小
・2次方程式と不等式
2次関数は中学でも扱うが
原点が頂点だった中学とは異なります。
その頂点を出すためには
平方完成が必要。
平方完成ができないことには
高校の2次関数には対応できないので
繰り返し演習をしてマスターしてほしいです。
→高校数学についていけない。考えられる2つの原因とその対策方法は?
そして数Ⅰの2次関数の山場は
文字式を含んだ2次関数の最大・最小。
文字で場合分けが必要ですが
このイメージが苦手というケースが
見受けられます。
それぞれの場合のグラフを書いて
イメージできるようになるように
しましょう。
2次関数で最後に学ぶ
2次方程式と2次不等式。
コレ自体は難しくありませんが、
ここで学ぶ「解の配置」が曲者です。
解の配置で調べることは
基本的に次の3つ。
①判別式(または頂点)
②軸
③f(k)→x=kにおけるf(x)の正負
判、軸、f(k)で覚えましょう。
解の配置の典型パターンは
これで解けますが
そのパターン以外もあります。
こちらも問題演習を通じて
それぞれマスターしてほしいです。
②三角比
ここで初登場するsin,cos,tan。
この値がズムーズに
出てくるようになるまで
苦労するケースもあります。
この場合、考えられる原因として
中3の三平方の定理でやった
特別な直角三角形の比を
覚えていないのが理由の一つとして
挙げられます。
30°、60°、90°の直角三角形は
1:√3:2ですが
まずはこれを確実に覚えましょう。
次にsin、cos、tanはどの辺の比か
すぐに出てこない場合…
三角定規を頭の中にイメージして
繰り返し求めてみる。
または慣れるまでは実際に
三角定規を出して
三角比を求める練習をしてください。
こればかりは慣れが必要ですので
数をこなしましょう。
三角比が使えないと
これ以降の数学で困ることが多いので
早めに使えるようにしておく必要があります。
その他にも90°ーθ、180°ーθの
三角比も、数学Ⅱでも出てきますので
1年生のうちに
しっかりマスターしておきましょう。
もちろん正弦定理、余弦定理、
三角形の面積の公式も
重要な公式です。
学校でやっている時期に
使い方までしっかり覚えておきたいですね。
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